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死んだら終わり  権代 祥一

 

 

 上座部仏教では魂は存在しないけれど輪廻転生はするそうで、これはお釈迦さんが語ったことだそうです。

 それが事実だと仮定すると、生命体は生きている間にテレパシーやアーラヤ識やアカシックレコードや集合的無意識という概念を通じて何らかの放送をしているのではないかと妄想しています。だから魂とは今現在の心です。

 その過去からのテレパシー放送を受信すれば、生れ変りとして認知され、現在からのテレパシー放送を受信すれば虫の知らせや共時性として認知され、未来からのテレパシー放送を受信すれば予言として認知されることになるのではないか?と考えています。すると、魂は無いのに輪廻転生する仕組みの説明ができそうです。なので、生きている間だけテレパシー放送しているので死んだらその放送局は終わりなんです。だから生きていることに価値があり、生命体として活動していることに価値がある。だから、生命体をいつくしまなくてはならないという結論になります。殺生がダメなのはそういう理由かもです。

 幽霊現象などもこの生命体放送局仮説で説明できます。幽霊は過去の生命体が放送した残像かもしれません。だから見えても今は存在していません。

 この妄想を私は支持したいと考えています。物理学的に説明ができる時代が来るかもと妄想しています。

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